2005

第87回 全国高校野球選手権大会

    甲子園  初戦敗退

熊本工 粘り届かず 最終回、意地の反撃
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 合計
前橋商  0  0  0  2  0  3  0  0  0  5
熊本工  0  0  0  0  1  0  1  0  1  3
(前)冨田―塩原
(熊)敷根、前田、土屋―澤見
▽三塁打 元吉
▽二塁打 丸山2
▽残塁 前9熊9
▽併殺 前1(野口―春山―森田)松本=1回、熊1(狩場―平松―元吉)野口=3回
▽暴投 前田=6回
▽審判(球)三宅、辻、日野、横田
▽試合時間 2時間26分

 熊本工は序盤の先制機を逃すと、守りのミスでリズムを失い、六回までに5失点。終盤まで食い下がったが、及ばなかった。  四回に失策で走者を出し、四球と2連打で2点先制を許した。途中登板した前田は本来の球速が影を潜め、被安打6。六回には四球と暴投が失点に絡んだ。

 攻撃陣は相手打線を上回る計11安打を放ちながら3得点。連打がなかなか出ず、クリーンアップが初回の橋村の1本のみと沈黙した。しかし、左打者を中心にしたしぶとい打撃は光った。2点を追う五回には左前打を放った8番元吉が俊足を生かして二盗。1番藤田の適時打で1点を返した。七回は元吉の三塁打と一ゴロで1点追加した。
 最終回に7番平松、元吉の連打と四死球で、持ち前の粘りを見せた。押し出しで1点を奪ったが、あと一本が出ず逆転サヨナラはならなかった。

 

犬山32建さんのコメント
サード塩崎、二塁荒木にコーチ頼みたい。最初と次の献上点はどちらもサードのエラー絡みでした。今春の明徳戦9回の逆転負けもショートのエラー。大事なポジションがエラーしたら勝てません。一昨年、去年より総合力が強くはなっています。守備を固め、自信を持って威圧感を与えるチーム造りをやつて欲しい。全国制覇は宿命です。幸いプロ野球のコーチが高校野球に解禁されましたので、プロ出身の方々宜しく。色の黒かった元ドラの前田氏、球児の時代に全国を睥睨した西園寺氏などどうしているのかな。川上顧問など名を貸すだけで、県内の有力中学生が集まって来るね。今年の秋の新チームに期待。

 

 


inserted by FC2 system